時は平安末期、
ある一人の男と輝夜が巻き起こす、命のの物語。
人々は「輝夜姫」としてこの話を受け継いできた。
険しい野山の真ん中で
高く響く産声 大地が犯した大罪は、これほど小さな命に、
うたかたの記憶のように……
運よく優しい翁と媼に拾われたかぐやは、
彼らのもとで楽しく暮らしていた。かぐやは生 まれつき体が弱く一人では遠出ができなかった。かぐやは年を重ねるごとに外の世界が 恋しくなった。 時がたち、翁たちがかぐやを授かってから13年の月日が経とうとしていた。
そこで起きる出会い
藤原家のお坊ちゃん月代は権力をむしばみ、自分の評価を守るため には手段を選ばない大人にならないため屋敷を抜け出しかぐやと出会う。
逃げてきたから
にげてきた、それが許されるわけもなく命を狙われかけた月代、何とか家に戻ることでその場を抑えるが…
命の限りを生きるかぐやたちの運命は、果たしてどのような結末を迎えるのでしょうか。
※写真は過去公演より。